ずるい背中がすき

春のような声が降る

空っぽで笑うだけ

(おなじ世界がみたかった)

心の焦げる音をきく

世界を二人分きしませて

風が熱情をさらっていく

きみの影は海とゆらぐ

もえのこる夕に寄り添いながら

空のとける日を瞼に描いた

さあ朝にあいにいこう


身長差カップルの一日